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出題編(Episode1,2,3,4)の未解決問題

個人的に解決できていない出題編の疑問をまとめました。

Episode1

■蔵臼の死体
5日早朝の園芸倉庫で蔵臼、留弗夫、霧江、楼座、郷田の死体が発見される。蔵臼以外の4人は顔面が完全に損壊されているため本人確認が取れなかった。一方で蔵臼のみ頭部半壊という死体であったのはなぜか。

■絵羽と秀吉の死体
孤立して客室に籠っていた絵羽と秀吉が殺害される。二人の死体の眉間に悪魔の杭が突き立てられていた。見立て殺人として考えた場合、第二の晩の「寄り添う二人を引き裂け」において死体を杭で抉る必要はない。なぜ眉間に杭が刺さっていたのか。

■真里亞の歌声
夏妃たちの籠城していた書斎に掛けられた電話から、真里亞のものと思しき歌声が聴こえてきた。Episode7で語られた朱志香の回想をヒントとして捉えると、真里亞の歌声は録音テープであったと考えられる。録音テープを使用するメリットは何か。

Episode2

■礼拝堂の扉の英文
蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江の殺害された礼拝堂の扉には魔法陣の下に、”Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.”という一行の英文が添えられていた。この文字は他のエピソードでは登場しない。どういう意図で描かれたものか。

■夏妃の部屋の扉の手形
紗音、郷田、譲治の殺害された夏妃の部屋の扉にはEpisode1と同様に大量の赤い手形が残されていた。Episode1の場合には、夏妃がドアノブに蠍のお守りを提げていたために入室できなかったという犯人の演出として解釈できるが、Episode2では蠍のお守りに関する描写がない。なぜ手形が残されたのか。

■金蔵の書斎における幻想描写
客間を追い出された戦人は源次に案内され、書斎で(生きた)金蔵とベアトリーチェを目撃する。探偵役であるはずの戦人の主観が偽られているがどういうことか。

Episode3

■譲治を殺害した犯人
戦人、絵羽、朱志香、南條の4人は屋敷客間で譲治の死体を発見する。南條殺しと同一の犯人であると推測するのが妥当だが、譲治殺しに関しては赤字による制約がないため絵羽にも可能である。譲治死亡直後の幻想描写では、ワルギリアがシエスタの狙撃からベアトリーチェを庇うような記述があり、絵羽が誤って譲治を殺害した可能性を捨てきれない。

Episode4

■第一の晩の犠牲者の選出
屋敷食堂で、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、楼座、源次の6人が殺害される。他のエピソードに比べて共通性が薄いが法則はあるのか。

■源次殺害のタイミング
第一の晩で死亡したとされる源次だが、続く第ニの晩では、朱志香の次期当主テストをロノウェが担当している。実際には源次が担当していたと推測するのが妥当。であれば、いつ源次は殺害されたのか。

■紗音、南條、蔵臼、霧江の死体
屋敷裏手で紗音と南條が、屋敷裏口付近で蔵臼が、それぞれ頭部半壊死体で発見される。蔵臼の損壊部位には杭が突き立てられていたが、紗音と南條の死体に杭は刺さっておらず、傍らに転がっているのみ。また屋敷奥の客室で霧江が眉間に杭を捻じ込まれた死体で発見された。これらの殺人は第五の晩から第八の晩に該当するが、全ての死体が頭部損壊で、過去のゲームのように碑文の該当部位に杭が突き立てられてもいない。なぜこのような状況になったのか。また霧江のみ死体の状況が他の3人と異なるのはなぜか。

■郷田、熊沢殺害のタイミング
ベアトリーチェから呼び出しを受けた戦人は園芸倉庫の窓から、郷田と熊沢が首を吊っているのを発見する(一回目の検証時)。このとき既に郷田と熊沢は(狂言ではなく)死亡していた可能性もあるが、それから戦人が倉庫内に踏み入る二回目の検証時までの間に殺害された可能性もある。どちらが妥当か。
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Episode8漫画版赤字青字金字まとめ

漫画版Episode8にて登場した赤字・青字のまとめです。当然ネタバレを含みますのでご注意を。

■第1話 六軒島へ
全てのゲーム開始時に右代宮金蔵は死亡している。


■第2話 6歳の縁寿
右代宮金蔵は1985年の親族会議前には死んでいるッ。1986年にハロウィンパーティーは催せないッッ!!!


■第5話 返還式
「このゲームを構築した俺には親族達は仲良く過ごしたと宣言することが可能だ。」


■第11話 ベルンの出題
「赤で語るわ。マスターキー以外に全ての扉を外から施錠・開錠する方法は存在しない。もちろん部屋の内側から内鍵により施錠・開錠が可能よ。

このゲーム盤においてマスターキー以外の鍵は存在しない。

「マスターキーの本数は?」
5本よ。各使用人が1本ずつを所持。この時点では源次の鍵が破壊されているため残りは4本となる。それからマスターキーは常に彼らに身につけられており、奪うことも譲渡することも持ち主以外の人間が使用することもできない。

「話を分かりやすくするために作ったルールよ。紫の発言は赤き真実と同じ力がある。

犯人だけは紫の発言で嘘をつくことが可能とするわ。

このゲームにおいては全ての窓ははめ殺しか鉄格子が入っており、窓からの出入りは不可能とする。よって玄関と裏口の二つの扉を封印すれば屋敷は封印できる。」

第一の晩の犯人は確実に6人を殺している。そして一同は退出と同時に夏妃の部屋を封印した。その退出に犯人は加われない。

夏妃の部屋・食堂・屋敷の封印は決して破られることはない。


■第12話 ベルンの挑戦
「なおこのゲームにおいては紗音と嘉音の関係性について全員が認知しているものとする。

「立会人として最後に改めて宣言するわ。以上の情報で犯人が特定できることを保証する。

「それは無理だ。ベルンカステル卿は言われたではないか。"第一の晩の犯人は確実に6人を殺している"と………。」

第一の晩の犯人は確実に6人を殺している。俺はこの赤を第ニの晩の推理時にくらっている。」

夏妃おばさんの部屋は退出と同時に封印されたんだったな…。しかもその退出に犯人は加われない…。そして全ての封印は決して破られることはない…。」

犯人は3人組である。その内訳は子供一人とその両親。親Aはまず第一の晩で4人を殺し、食堂の内鍵を閉めて親Bと共に死んだ振りをしていた。子供の犯人が両親の検死を偽る。その後、親Aは子供の協力を得て蔵臼夫妻にドアを開けさせ、蔵臼夫婦を殺害。内鍵をかけて室内に隠れるが、ドアの封印によってそのまま部屋に留まることになる。子供は蔵臼夫妻にドアを開けさせた後、客間で生存者と合流。第四の晩で紗音ちゃんを殺害する。親Bは封印前に屋敷を脱出、第五の晩以降の殺人を全て担当する。ゲストハウスは密室だが、内部にいる子供の協力により、侵入と、脱出時の施錠が可能である。

真里亞は犯人にはなり得ない。真里亞を犯人とした場合、大人の犯人が楼座おばさん以外にもう一人必要になり、そいつの検死を偽るためにもう一人子供の犯人が必要になる。ルール"犯人の定義は殺人者"から、その子供の犯人も殺人を犯さねばならないが、子供に殺せる被害者が紗音ちゃん一人であるため、子供の犯人は二人以上存在できない…! よって別の子供の犯人を必要とする真里亞は犯人にはなれず、同時に楼座おばさんもシロが確定する…!! 譲治の兄貴も犯人にはなり得ない! 子供に殺せる犠牲者は紗音ちゃんのみだが、朱志香の紫発言で譲治の兄貴の紗音ちゃん殺しは否定されている! 殺人を行えない兄貴は犯人にはなれない! 同時に偽りの検死ができない絵羽おばさん・秀吉おじさんもシロが確定する!! 二人の紫発言もこれを証明している!! 兄貴と真里亞は互いのアリバイを保証しあっている。真里亞の発言では兄貴は未成年を殺せるが、未成年の犠牲者、朱志香と紗音ちゃんの殺害は兄貴には不可能だ! 真里亞の発言は結果的に譲治の兄貴は誰も殺せないことを示している! 片方がシロであると自動的にもう片方もシロになるため、兄貴と真里亞の発言は、両方シロか両方クロでしか成立し得ないが、子供の犯人は一人しか存在できず両方クロという状況はあり得ない。よって完璧に二人の潔白が証明できる! 以上により、犯行は残った一組の親子にしか不可能である!!


■第13話 遅れてきた来訪者①
「――反論。留弗夫一家犯人説以外でもロジックの構築は可能です。

留弗夫一家犯人説以外では犯行不能ォ…。絶対に犯行不能ォォ…!!」
「いいえ。留弗夫一家犯人説以外でもロジックの構築は可能です。例えば譲治一家犯人説でも可能です。

いいえ可能です。犯人は殺人者のことと定義されています。そして殺人は登場人物に対して行われたものにしか限定しないとは言っていません。即ち譲治が島外ですでに本件以外の殺人を犯していたならば、この島で誰も殺さなかったとしても犯人であり、嘘をつくことが可能というわけです。よって譲治一家はおろか真里亞一家にも犯行の余地はありますッ。」


■第15話 遅れてきた来訪者③
「もっとも! 妾のゲームだったなら全てのゲームで戦人は犯人ではないの赤で即ロジックエラーだったがな!」

「赤き真実で私が断じよう。右代宮絵羽の日記"一なる真実の書"には1986年10月4日から5日にかけての六軒島の真実が記されている。


■第18話 黒猫の爪痕③
「第一のゲーム! 傘と手紙を少女に預けし魔女!!」
「し…島には右代宮家以外の何者かが潜んでいて…。」
ノックス第1条! 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ズッ!!」

「第一のゲーム。金蔵の書斎における魔女の手紙の出現!」
「は…犯人にのみ使用可能な手紙を出現させる装置が…。」
ノックス第4条! 未知の薬物及び難解な化学装置の使用を禁ズ!!」

「数々の人間に目撃されし黄金の蝶ッ。」
「グ…。六軒島にのみ生息する特殊な蝶で犯人はその鱗粉を使って殺人を……。」
「悪ィな。そいつは第三のゲーム時に否定済みだぜ。人間以外の生命は一切このゲームに関係がない。ついでにヴァンダイン第1則。手掛かり全てのそろわぬ事件を禁ずだ。」

「黄金蝶など存在しない!! ただの幻覚もしくは誤認! だから犯人にも推理にも何の関係もないィィィ!!」
「おしいな。ヴァンダイン第16則。物語に必要以上の描写は入れるべきではない。」

「第一のゲーム、チェーン密室! 第二のゲーム、礼拝堂の密室殺人! 第二のゲーム、夏妃の部屋の密室殺人!」
「犯人は秘密の通路で密室を出入りして…。」
「犯行時には存在した侵入経路を使用後に溶接などして隠したため検証時には発見できず…。」
ノックス第3条ッ、秘密の通路の存在を禁ズッ! 第8条ッ、提示されない手掛かりでの解決を禁ズッ!」

「第二のゲームの礼拝堂は元より施錠されてはいなかった! 第一の晩の発見者達が共犯で"礼拝堂は密室だった"と口裏合わせを行えば可能ォ。第一のゲームの密室も、チェーンを切断し、さもチェーンロックされていたように口裏合わせを行えば可能ォォ!! 夏妃の部屋も密室幻想! 共犯者の口裏合わせェェ!!」
夏妃の部屋は密室デシタ。夏妃の部屋の施錠は当時探偵役であった戦人が確認してイマス。ノックス第7条。探偵が犯人であることを禁ズ。戦人は共犯になりえず口裏合わせは成立しマセン。ミス・ベアトリーチェの密室全てを口裏合わせで語ることは不可能デスッ!」

「第二のゲーム。朱志香の部屋と使用人室は使用人が共犯ならマスターキーで施錠可能ッ。嘉音は生きていて使用人室で殺人を行った!」
嘉音は朱志香の部屋で朱志香と共に死亡した!」

「第三のゲーム、連鎖密室! 第一の晩の死体発見者の中に犯人がいて、死体発見時にさも死体のポケットから取り出したフリをして密室の最後に使用した鍵を取り出してみせた!」
連鎖密室に関わる全ての鍵は連鎖密室内に閉じ込められていマシタ! 死体発見者は死体発見時に回収した以上の、密室に関わる鍵を持ち得マセン!!」
「ならば連鎖密室は狂言! 死体発見者が死んだフリをしていた6人を殺害して…。」
第一の晩の死体発見者達は連鎖密室の殺人・構築には関与していない!」

「第三のゲーム、南條殺し! 南條以前に殺された被害者の中に死んだフリをしている犯人がいて南條を殺害したッ!」
「! 南條殺害以前に金蔵・蔵臼・夏妃・秀吉・留弗夫・霧江・楼座・真里亞・譲治・郷田・熊沢・源次・紗音・嘉音は死亡している!」

「ならば彼らの内の誰かを事件前に殺害して成り替わっていた犯人Xが存在して…。」
ノックス第1条! 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ズ!!」
「残念だったな。答えは第一のゲームに明記されてるぜ。」

「第四のゲーム! 共犯でない複数の犯人が互いを殺し合った末の…。」
ヴァンダイン第12則。真犯人が複数であることを禁ず。」

「ベアトリーチェのゲームなど全て狂言殺人! 誰も死亡していない…!! 密室は自称犠牲者が内鍵をかければ可能ォ!」
ヴァンダイン第7則。死体なき事件であることを禁ず。」


■第19話 黒猫の爪痕④
「このゲームはもうベアトのためのゲームですらない。俺から縁寿に贈る最後のゲームなんだ…ッ。」

完全なる密室にてそなたを殺したッ。窓も扉も他全ての如何なる方法を以っても外部との出入りはできぬ!!

「…第6のゲームの決闘で、あんた達は赤で人数宣言をしています。」
17人だ。

「嘉音が!? 何らかの方法でゲストハウスを脱出して!? あんたと入れ替わりで入室してクローゼットから魔法で消えた!? ふざけんなってんです。人が魔法で消えるわけがない。クローゼットの中には嘉音ではない人間が"存在"していた!! そいつが救出者の真の正体ですッ。」

嘉音の名は本人しか名乗れない! 救出者は嘉音である!

救出者はゲストハウス脱出時、嘉音ではありませんでした。
「つまり隣部屋にいたある人物が窓から脱出し、嘉音を名乗ってあんたと入れ替わりで客室に入った。そしてクローゼットに隠れたのち嘉音の名を捨てて、元の誰かに戻る。全ての名は本人にしか名乗れませんが、"誰か"が嘉音本人でもあるなら全く問題ありません。


■第20話 礼拝堂の攻防①
第4のゲームまでのあんたは探偵でした。そしてあんたもまた、Xと嘉音を同時に目撃出来たことはありませんでした。金蔵が死に、古戸ヱリカを含めても17人と宣言されているこの島で、第5のゲームの駒戦人はいないはずの18人目を数えて全員集合としている。……おかしいんですよ。」

右代宮戦人は全てのゲームで犯人ではない。」

第5のゲーム。駒戦人は共犯者だった!! それまでの戦人は探偵であり犯人にも共犯者にもなれませんでした。しかし第5のゲーム以降は違いますッ。あんたは犯人側の人間であるッ!! だから探偵には視えないXと嘉音を同時認識し、生きている人間を死んでいると偽って犯人に利する行動をとっている!!」

あんたの他にも共犯者と思しき人間はたくさんいますッ! 第5のゲームは! 真犯人の! 彼らを使った、夏妃への復讐のゲームだった!」

第5のゲーム10月5日0時! 犯人は食堂を訪れ"夏妃に金蔵の死亡隠蔽を自白させるための狂言殺人"の打ち合わせを共犯者達と行っていました! 立席する大人達は全員金に困っており、夏妃の自白が取れれば本家を強請ることも遺産争いから蹴落とすことも可能でした。話を持ちかけた期日は不明ですが、建前上は狂言であるため共犯者達を手駒にするのは容易かったはずです。

19年前の男を名乗る電話は真犯人側に与していた戦人さんが用意されていたシナリオに沿ってかけていたんでしょうねぇ。犯人と共犯者が見守る中、夏妃に脅しの電話をかけるのってどんな気分でしたッ!? 嫌々だった!? 楽しかった!? まあどっちでもいいです。とにかくあんたは別人を装って夏妃を脅しました。

秋のカード!? あんなものは事前に4枚のカードを設置しておいて夏妃の答えに合わせて調べる場所を誘導すれば何とでもなります。

**にしか秋が好きだと語ったことはない。

もちろん夏妃から直接答えを聞いているXが、秋のカードだけを仕掛けておくのでもいい。どちらにせよ施錠の習慣がある夏妃の部屋にカードを仕掛けるのにはマスターキーが必須ですが、Xはマスターキーを所持していますから何の問題もないでしょう。信頼していたはずの使用人にハメられてたなんて知ったら、夏妃さんはさぞショックだったでしょうねぇ。

私がさんざん苦戦させられたノック音と廊下の手紙! あれって本当は食堂を訪れた真犯人の"ノックがあって廊下に手紙が置かれていたことにしろ"っていう口裏合わせですよねえ!? 」

ええ真犯人のッ、魔女の大好きな口裏合わせですッ!! その口裏合わせでッ、あんた達はまず6人の人間に第一の晩の狂言殺人を演じてもらうことにしました! 犠牲者役は譲治・朱志香・真里亞・楼座・蔵臼・源次。共犯でない人間には古戸ヱリカへのイタズラと称して計画に協力させます。いとこ部屋の者達へは楼座が連絡するか、食堂から電話をかければいい。私がロビーにいる午前3時までの間にいとこ部屋の4人は部屋にシナリオ通りの装飾を施して就寝したんでしょう。そして5日朝ッ。戦人が打ち合わせ通りの時間に目覚め事件発覚を装うッ。

あんたらが死んだフリをしている人間を死体として"視"ているのは犯人様の必殺技魔女幻想! 口裏合わせ! 実に多くの共犯者がいらっしゃったものです!! 私は全ての準備が済んだ部屋を一生懸命盗聴し、翌日もろくな死体検分もせず、まんまとあんたらの罠にハマったわけです。

犯人は狂言殺人に協力させ夏妃と電話をしたあと蔵臼を殺害他の死んだフリをしていた5人には現場を抜け出させ、あたかも死体が消えたような演出を行いました。私はのちに屋敷を探索していますが彼らを発見出来ず、また彼ら6人の死体は死後一切移動されてないと語られています。電話可能という状況から蔵臼の死体と彼ら5人の潜伏先はおそらく黄金の積まれた貴賓室。…または九羽鳥庵への地下通路辺りでしょう。とはいえ勝手に動かれても困るでしょうから、隙を見て彼らも始末されたんでしょうね。」

あとは夏妃に隠れるよう命じたクローゼットに夏妃の服のボタンを放り込んで、狂言殺人のシナリオを進行しながら、私が夏妃を陥れるのを待てばいい……ッ!!」


■第21話 礼拝堂の攻防②
内鍵で密室を構築後"私"を殺した殺人者が室内に潜んでいる可能性ッ! 致命傷を与えた"私"を部屋に残し外から施錠したため"私"の死亡時には密室だった可能性! "私"が内鍵をかけた部屋に罠が仕掛けてあり、それによって殺された可能性! 外部の殺人者からの働きかけによって"私"が密室構築後自殺させられた可能性!

そなたの青き楔の全てを赤き真実によって否定する。そなたの示した青き真実のどれにも妾の密室結界は論破出来ぬ!!

室外からの毒ガスで殺害した可能性! 事前に盛られた遅効性の薬物によって密室構築後に"私"が死亡した可能性! 人の出入りできないサイズの外部へ通ずる穴から射殺・刺殺・扼殺した可能性! その穴に動物や虫・細菌兵器などを通して殺害した可能性!

そなたの青を全て否定する。」

無駄だ。そなたにこの密室は破れぬ! この密室は完璧だ。"そなた"をこの密室で"妾"が殺す!

この密室は完璧な密室! ゆえに"私"は出られず"あんた"も外から私に触れることは出来ない! でも"あんた"は"私"を密室に閉じ込めた。それを以って"私"を殺したといえる唯一のトリックがこれよ…!! "あんた"は"私"を密室に閉じ込めて餓死させた…! それを目論んで閉じ込めたなら、これは立派に"あんたが殺したことになる密室殺人"!

第5のゲーム。5日朝の夏妃への電話の主は戦人ではない。脅迫の電話は確かにあった。しかしその電話の主は、金蔵・蔵臼・夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・霧江・楼座・朱志香・譲治・戦人・真里亞・南條・源次・紗音・嘉音・熊沢・郷田の18名の誰でもない。もちろん古戸ヱリカでもない!

5日朝の電話はあんたが挙げた18名、ええ18"名"!! …でもなく、もちろん私ヱリカでもない人間の犯人が行っている!! それこそが複数名トリックで魔女の仕業を気取る真犯人ッッ! そしてこのゲームでッ、複数のニンゲンの名をッ、島内(・・)で名乗れるとされている人物は一体しか存在しませんッ。その人物の名は…」

■第22話 八城十八
一なる真実の書を封印が解けて一番最初に読むのはあなた縁寿よ。」

■第24話 一なる真実
「いいえ、私が保証します。日記には真実が記されています。」

これは全て真実。」

**が犯人ッ!!
**がッ、***がッ、**を殺したッ! **を**を**を***をッ!!
あんたが認めても認めなくても真実は変わらなァい!!
だって赤き真実で証明された一なる真実がこれなんだからああああぁぁああ!!

右代宮縁寿は1998年に必ず死ぬ。」

Episode5の真相(古戸ヱリカ説)

漫画版EP8に追加されたヱリカの仮説に基づく第五のゲームの全貌

■19年前の男を名乗る脅迫電話
親族会議前、10月4日24時の電話の主は戦人
10月5日早朝の脅迫電話のみ“真犯人”からのもの

後者の電話のみ、男の一人称が“僕”になっている。
戦人は親族会議以前に共犯化済み。長男夫妻による金蔵の死亡隠蔽を暴くのが目的。

■黄金の発見と事件の続行
“真犯人”の動機が夏妃への復讐と、親族の殺害であるため、碑文の解読は事件の停止条件とはならない

他のゲームと動機が異なり、碑文解読による勝者の選出というリスクが廃止されている。そのため碑文を解くように催促する魔女の手紙も存在しない。

■紗音と嘉音
“真犯人”が異なる複数のニンゲンを名乗っているだけ。探偵であるヱリカの主観では同時に目撃されていない

ビジュアルは化粧や服装で誤魔化している。
紗音と嘉音の同時視認は共犯者の特権。

■食堂のノック
共犯者たちによる口裏合わせ

実際にはノック音は存在しない。魔女の手紙や当主の指輪は“真犯人”が用意した。

■第一の晩
ヱリカ、夏妃を除く全員が“真犯人”の共犯者となった狂言殺人

犠牲者役は事件発覚後に部屋を抜け出し、地下貴賓室あるいは地下通路で潜伏。適当なタイミングで毒殺、首を切開された。
蔵臼や朱志香たちはヱリカへのドッキリという名目で狂言殺人に参加した。


■事件の全貌
“真犯人”の目的は夏妃への復讐と親族殺害
共犯者グループAの目的は夏妃への脅迫による死体隠蔽の暴露
共犯者グループBの目的はヱリカに対する魔女を騙った狂言殺人

■問題点・疑問点

・戦人が脅迫電話をかける理由
→“真犯人”が全ての脅迫電話を担当しても問題ないのではないか。戦人犯人説に誘導するための罠?

・5日朝の電話の最中に嘉音と郷田が夏妃の部屋を訪れている件
→夏妃は嘉音の存在を目で確かめたわけではない。嘉音ではなく別人の声を意図的に誤認させた?

・蔵臼が狂言殺人に参加する理由
→ドッキリに参加するような立場ではない。縄で拘束されているという状況から親族たちに襲撃されたと考えた方が妥当では?

・碑文解読後に現れた金蔵や書斎での論戦
→戦人が金蔵の存在を主張する理由が不明。“真犯人”による指示の可能性?

・ヱリカによって客間に集合させられた“全員”
→ヱリカの仮説によるなら紗音と嘉音のどちらかがいないはず。ヱリカの主観では全員集合ではなかった?

うみねこ紫推理メモ3

この推理はどうせ幻想に決まっています
実際の如何なる犯人、トリック、真相とも関係あるはずもありません


■書斎の6人殺し
犯人は楼座

■客室の秀吉・譲治殺し
犯人は楼座
ゲストハウスで殺害後に客室へ運搬
チェーンは最初から切断されていたため番線カッターは必要ない

■園芸倉庫の夏妃・朱志香殺し
犯人は楼座
ゲストハウスで殺害後に園芸倉庫へ運搬、施錠

■客室の留弗夫・霧江殺し
犯人は楼座
銃声はフェイクであり、アリバイ(現場不在証明)が崩れる

■玄関ホールの戦人殺し
犯人は南條



楼座が凄まじき怪力で死体を運搬した。これが真相である。


死亡TIPS更新タイミング

■Episode1

第一の晩
蔵臼、留弗夫、霧江、楼座、郷田 戦人検証時
紗音 秀吉の証言時

金蔵の失踪
金蔵 絵羽証言時

第二の晩
絵羽、秀吉 嘉音発見時

第四の晩
金蔵 戦人検証時

第五の晩
嘉音 南條証言時

第六、七、八の晩
源次、南條、熊沢 戦人検証時

第九の晩
夏妃 戦人検証時


■Episode2

第一の晩
蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江 楼座発見時

第二の晩
朱志香 戦人検証時
嘉音失踪 戦人検証時
嘉音死亡 ベアトリーチェ宣言時

第四、五、六の晩
紗音、郷田、譲治 戦人検証時

第七、八の晩
南條、熊沢(一度目) 紗音、源次、郷田検証時
南條、熊沢(二度目) 戦人検証時


■Episode3

第一の晩
紗音、熊沢、郷田、源次、金蔵、嘉音 親族証言時

第二の晩
楼座、真里亞 ワルギリア証言時(戦人検証時)

第四、五、六の晩
留弗夫、秀吉、霧江 ワルギリア証言時(戦人検証時)

第七、八の晩
蔵臼、夏妃 戦人検証時

第九の晩
譲治 戦人検証時
南條 南條死亡時(朱志香知覚時)
戦人 戦人死亡時

■Episode4

譲治、食堂の6人、真里亞、朱志香、霧江、蔵臼、南條、紗音、金蔵 戦人検証時
郷田、熊沢 戦人検証時(2回目)
嘉音 ベアトリーチェ宣言時
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long28umineko

Author:long28umineko
「うみねこのなく頃に」考察などやってます。好きなシエスタ近衛兵は00です。

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